7月4日からオルゴールミュージアムは営業を再開しました。
2階オルゴールミュージアムの入館は人数制限、時間指定でのご案内となります。時間によってすぐ入ることが出来ませんのでお越しの際はお気を付けください。
限られた時間でのご案内となりますので、今回のひとりごとでは短い演奏では紹介しきれない楽器たちをご紹介!
エジソンが蓄音機の特許を取った日にちなんで7月31日は蓄音機の日とされています。
それでは当館おススメの蓄音機のご紹介です!
1928年頃のイギリスで生まれた「HMV203型」
フロア型の蓄音機の中で最も大きな金属ホーンを内蔵しており、sp盤の状態さえよければ限りなく生に近い音を再現できる優れもの!1930年代価格は75ポンドで取引されていたようで大変高価な機種でした。
(サウンドボックス)
こちらで、美空ひばり「りんご追分」エディット・ピアフ「愛の賛歌」など聴くことができ、当館では演歌やシャンソン、ジャズのレコードを所蔵しています。
NHK連続テレビ小説「エール」で柴咲コウさんが演じるオペラ歌手、双浦環の実在モデルは日本のオペラ歌手である三浦環さんとされています。その三浦環さんが歌う童謡「叱られて」のレコードもあるので実演時間に流れることがあるかもしれません。
そのほか白雪姫やピノキオの物語を蓄音機で楽しむこともできます。
そしてもう一つは1910年頃アメリカで作られた「レジーナフォン240型」
こちらはディスクオルゴールと蓄音機の兼用機になっており、ディスクオルゴールの三大メーカーの一つレジーナ社が、1905年に蓄音機の特許を買い製造した物です。
(サウンドボックス)
1台で違った音色を楽しむことができ、さらにディスクオルゴールはジブリやディズニーなど現在の曲なども聴くことが出来るようになっています!
シリンダーオルゴールもディスクオルゴールも見た目も音色も全然違ってきますが、必ず入っているとても重要な部品があります。
それがエアブレーキ!
これがないとゼンマイの力を一定に保つことが出来なくなってしまうんです。
機械によって形も少し変わってきますので、そんな違いも確認していただければなぁと思います。
時間を確認していただき、余裕をもってお越しください^^
また1階体験工房には「Imitation Rain」や「馬と鹿」以前から要望のあった「千本桜」など新しい曲も入荷しています!自分好みにデコってオリジナルのオルゴールを♪
そして体験工房でも人気の米津玄師の「Lemon」が30弁オルゴールに新しく仲間入り!ワンランク上の音色をお楽しみいただけますので、音色にこだわりたい方は高級オルゴールを試してみてはいかがでしょうか^^