みなさん、こんにちは。
気が付けば、もう12月です。今年も残りわずかとなってきました。本当に時が経つのは、早いものです。
12月と言えば…誰もが楽しみな『クリスマス』ですね♪
街に出れば、もうすっかりクリスマスムード!街のイルミネーションや、お家でのライトアップ、それに店頭のディスプレイなんかを見ると、ワクワクときめき、そして、ほっこりする季節ですね。子どもたちも、「サンタさん、くるかな!?」とわくわくその日を待っているのではないでしょうか。
そんな楽しみなクリスマス、じつは日本のクリスマスは世界の人たちから見ると、とても奇妙で不思議なんだそうです。何が不思議なのかと言うと…
まず、『クリスマスにチキンを食べる』
クリスマスイブやクリスマスの日には、たくさんのチキン料理がスーパーやショッピングモール、デパ地下に並んでいますね。でもクリスマスに食べる料理は『七面鳥』なんです。なぜ日本ではチキンを食べるのでしょうか?どうやら日本では七面鳥がなかなか手に入らないようで、手軽に手に入るチキンの方が食べやすいということでチキン人気が高まったようです。あの某ファーストフード店の影響もあるのかもしれませんね?
続いて、『クリスマスイブが盛り上がる』
イブはイブニングの略で、ユダヤ暦では、日没に日付が変わっていき24日の日が沈んだ時に、25日のクリスマスとなり、ミサの後の遅い時間にお祝いが行われていました。その影響でクリスマスのイブニングは24日の夜になります。この考えや風習が今でも残っているようです。そして、それに加えて、日本ではバブル期の人気ドラマや山下達郎さんや松任谷由実さんの音楽の影響もあって、クリスマスイブがより一層盛り上がる日になったようです……。
そして、『クリスマスは恋人と過ごす』
日本では、「クリスマス=恋人と過ごすもの」というイメージが根強いですね。バブル期には、人気ドラマやテレビCM、雑誌など各種メディアでそのようなイメージを植え付ける宣伝、記事がたくさんありました。そして、クリスマスは恋人とプレゼント交換をするという風習があります。恋人にクリスマスプレゼントとして、高価なジュエリーやブランド物を贈る人が今も多いですもんね。これは、商業戦略の影響だそうです。クリスマスを恋人と過ごすというのは、日本の風習ですが、欧米などの他の国では、クリスマスは家族や親せきが集まってのんびり過ごすのが定番で、逆にお大晦日を恋人と過ごすそうです。日本とは、真逆ですね。
その他にも…
『クリスマスにショートケーキを食べる』
『もらえるプレゼントは1個だけ』など…
日本独特の不思議なクリスマスの風習があります。日本人が日本流にアレンジしてそれを定着させてしまうのは、ある意味とてもすごいことなのかもしれません。
そして…
ただいま、ここ浜名湖オルゴールミュージアム2階ホールでは、クリスマスの25日まで、『世界のクリスマス』と題しまして、日本とは異なった世界のクリスマスの風習や過ごし方などを当館所蔵楽器の音色とともに、お楽しみいただけるクリスマスイベントの演奏会を開催中です♪♪
私たち日本人が見た世界のクリスマスの不思議で面白い風習や伝承、そして、今更聞けないクリスマスの本来の意味や豆知識、クイズなど、楽しい時間をぜひ過ごしてみませんか?
また、このクリスマスイベント期間中にホールに入館していただいたお客様だけに、オーナメントカードをお配りしています。ぜひこちらもゲットしてツリーに飾っていってくださいね。
ぜひ、浜名湖オルゴールミュージアムに遊びにきてくださいね♪♪