10月6日(土)から11月4日(日)までオルゴールミュージアム2階ホールでは、「からくり人形展~日本と西洋~」を行っています。
1日2回、11:25~と14:25~各回約25分間です。
今回は、当館所蔵の4つのからくりを「○○の秋」にちなんでご紹介します。
まずは、「食欲の秋」ということで、飲み物を飲むからくり
『ベンチに座る酔っ払い』
タイトルそのままですが、ベンチに酔っ払いが座っていますね。
お酒を飲む動きをしたり、あくびをしたりします。
彼が酔っ払って寝てしまうと・・・あら不思議、彼の前に置いてあるストリートオルガンの演奏がはじまりました。
なぜなのか・・・ストリートオルガンは、ハンドルを廻して演奏するのですが、彼の上着が廻して演奏してしまっているんです。
彼が目を覚ますと、演奏は終了します。夢の中の出来事かのようです。
次は「読書の秋」ということで、本を読んだら手紙を書きたくなる?手紙を書くからくり
『エクリヴァン 手紙を書く道化師』
この道化師は手紙を書く動きを見せてくれます。残念ながら実際に文字は書きませんが、羽ペンをもって書いている手元を見る動きを見せてくれます。彼が眠ると、ランプの灯が弱くなりますが、目を覚ました彼がまた灯を大きくします。
「運動の秋」ということで、運動している訳ではないのですが、実際にしたらかなりすごい運動になるからくり
『しゅうせん』
こちらは江戸からくり、日本のからくりです。
箱を引っくり返してもとに戻す。しばらくすると。横についている人形がまわりだします。
しゅうせんとは、ぶらんこという意味です。
箱の中には砂が入っていて、砂が動力となって動きます。
「芸術の秋」ということで、芸術的に細かい仕組みのからくり
『シンギングバードボックス』
いつもはただの四角い綺麗な箱にしか見えませんが、ボタンを押すと、中から鳥が飛び出してきます。
鳥はくちばしや羽を動かし、美しくさえずります。
とてもかわいらしいからくりです。
写真と言葉での説明でしたが、これらは、実際に動くからくりたちです。実際に動いているところ、見たくなってきましたよね?
ご紹介したからくりたちは、イベントのお時間に登場するかもしれません。ほかにもご紹介していないからくりたちもありますので、
是非、見に来てください。
からくり人形展を観たら、からくりほしいなーと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
当館のショップで販売しています!
それは、「シンギングバードボックス」です。こちら、現代でも作る技術が残っているんですよ。
からくりを作ってみたいなーと思われた方におすすめの商品もございます!
「曲芸複葉機」
「荒波の帆船」
「でこぼこ道の自動車」
お家で作ってみてください!
イベントのお時間以外は、通常の毎時10分~(約5分間)フェアグラウンドオルガンのご紹介、25分~(約25分間)オルゴールの音色を楽しむこともできます。
秋にはさまざまなイベントがありますが、オルゴールを聴いて、からくりを見て、からくりをお家でつくる!
そんな秋の1日を過ごすのはいかがでしょうか?