筒に埋め込まれたピンが金属の櫛の歯をはじいて曲を演奏します。
当時は手作りのためたいへん高価なもので貴族などに愛されました。
1903年 スイス製
ニコル・フレール・フルオーケストラは、シリンダーを交換することにより、多数の曲を演奏できます。6つのベルにウッドブロック、ドラム、リードオルガンも同時に演奏可能。大きなシリンダーを中心としたメカ部分はまさに芸術品と言えます。
シリンダー11本で88曲演奏できます。
1880年頃 スイス製
メルモ・フレール社
人形付シアター・シリンダー・オルゴールは、当時駅の待合室・駄菓子屋さんなどに設置され、1コイン支払うことで、人々はオルゴールの音色を楽しんでいました。人形は音に合わせ踊り、見て聴いて楽しめるということで人々の心を癒していたのでしょう。
シリンダー1本で6曲演奏できます。